|
|
21世紀の保育は保育理念に基づく保育実践と、
保育サービス業のプロに徹することで道が拓かれる
| 高島第一保育園を開設したのが昭和42年4月。この3月で34年の歳月が刻まれ、今年度は35周年を迎えます。 20世紀も幕を閉じ、21世紀の新しい時代を迎えて、本当に新しい時代に継承できる保育を確立するため、昨年4月から保育の見直しに取り組んできました。 保育とはどうあるべきか、先輩達が取り組み、残してきた伝統の意味は何であったのか、子ども達が保育園生活の中でどんな善き思いを育ててきたか、そして子ども達にとって本当に良い保育とは何か。それらを明らかにして、21世紀の最初の年である平成13年度の保育の在り方を定め、年間指導計画を作成するために、いろいろな角度から検討作業を進めてきています。 保育所制度発足から53年。私達保育園設置者が保育の意義をどこまで理解し、それに取り組んできたかが問われる時期を迎えている。今、保育所制度のぬるま湯の中で、認可保育園からの子ども達やお父さんお母さん方の立場に立った保育サービスの提供がどの位できているのだろうか。新しい時代を迎えるに当たって、過去に取り組んできた保育を見直し、良いものは継承し、改めるべきを改めて新しい時代に望まれる保育の充実に努めることが、私達設置者の最大の課題といえる。 私は、感性の豊かな乳幼児期に夢と感動を与える保育の展開や、子ども達が安心していろんな活動ができ、楽しさを満喫できる保育環境の整備が保育園設置者の使命と思っている。その要となるのが、保育者の人材育成である。その人材とは夢を持ち、子どもへの愛情を持って保育に当たることのできる人である。 世の中に子どもへの無償の愛情を持つ人材は多い。しかしその人材をともすれば設置者が見失い、また職場環境の中で芽を摘まれてしまうこともある。大きな理想を掲げ、保育の質の向上を願って保育に取り組む環境でなければ、せっかくの素質も育たない。人材は一朝一夕には育たない。高島第一保育園の歴史の中でも、先輩達がさまざまな保育実践を積み重ねて今日を作ってきた。昨年度も保育への情熱と子どもへの愛情から、意欲的にいろいろなことに取り組み、その心を感じて子ども達の活動も活発になりました。遊びが充実し、その成長の著しさに感動させられます。5歳児の12月26日の器楽合奏大会でも素晴しい演奏で優秀賞をいただきました。一輪車や絵画、オルガンなども、子ども達それぞれに精一杯取り組んで、素晴しい成長を遂げ、やれば出来るという自信を身につけてくれています。この自信がこれからの人生を生き抜く力です。そんな子ども達の保育園最後の行事である卒園式も、保母も子ども達も万感胸に迫り、すすり泣きの連続でした。この幼い子ども達がこんなにも感性豊かで愛情深いことも本当に嬉しいことです。 この心をできるだけ多くの人に伝え、保育の大切さを理解していただけることを心から願ってやみません。 |
|
|