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人類最大の危機 国際テロ事件
21世紀が間違わない方向で進むことを望む
| 21世紀の出発の年に、大変な事件が米国で生じた。行方不明者・死者合わせて約6千名もの大惨事であり、死者の身元確認も遅々として進まず、行方不明者の多くが絶望視されている。 9月11日、ニューヨーク・ワシントンの大都市で、ハイジャックされた旅客機による自爆テロが時を同じくして起き、政治・経済・軍事の中枢が米国史上最悪の被害を受けた。 ニューヨークでは午前9時頃、マンハッタン南端の世界貿易センタービル(通称ツインタワー・高さ420m・110階建て)の両棟上層部にボストン発LA行きのボーイング767が2機相次いで衝突、炎上し、この衝撃で約1時間後に両棟とも崩落し、近隣のビルも崩壊した。 一方ワシントン郊外の国務総省では同日午後10時前、ワシントン発LA行きのアメリカン航空機が突入し、炎上した。 更にペンシルバニア州ピッツバーグ付近では、ニューアーク発サンフランシスコ行きのユナイテッド航空機が墜落した。 この同時多発テロをめぐっては、反米国際テロ活動の黒幕と言われるサウジアラビア出身のオサマ・ビンラディン氏の関与が取り沙汰されている。 ブッシュ大統領は議会を召集し、報復措置として戦争に突入するという同意を得、各国に支援を求め、各国首脳も同調しつつある。テロ事件自体も悲惨であるが、それ以上の大惨事が予想され、人類全体にとっても大変な危機と思う。 世界は今、大変な不況と環境破壊によって既に危機に瀕している。それを更に加速させるような行為は決して認められるべきではない。 国際テロ事件は本当に痛ましいと思うが、その撲滅の為に世界を巻き込み、戦争によって解決しようとする米国の在りようは尋常ではない。 報復を正当化し、世界中をその傘下に集めて戦争に巻き込もうとすれば、人類は大変な辛酸を舐めることになる。この戦争は決着がつかず、延々と続くのみならず必ず泥沼化すると予想される。米国も決して勝利することはない。敵を叩けば叩くほど、米国に反発し抵抗する者が増えていく。そして確実に地球の環境が破壊されていく。 本当にテロに対抗するためには、良識と節度のある態度でその解決に臨まなければならない。そして何故テロが起きたのか、何故テロリストがこのような行動に出たのか、誰がそこまで彼等を追い詰めたのか、米国も反省の余地があるのではないだろうか。 大国アメリカが、その国家規模にふさわしい度量と叡智を持ってテロ事件の解決に取り組むことを心から願っている。 |
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